essay ?『ぶどうクラブの名付け親、田川茂氏の追悼ミサ』

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『?ぶどうクラブの名付け親』である田川茂氏の三回目の葬儀が、カトリック神田教会で行われました。(2023 9/30)

戦時中の1944年に暁星中学を卒業後、上智大学、スイスのフリブール大学に学び、マリア会司祭叙階。
帰国後、海星高校教諭、暁星学園各校の小・中・高校の校長、理事長。
??フランス政府から、文化功労賞(1968)、教育功労賞(1976)。
その後、暁星国際高校、同中学校、学校法人暁星国際学園を設立。
君津幼稚園開設、暁星学園幼稚園園長。
??英国暁星国際学園設立。
ヨハネ研究の森コース開設。
さらに新浦安と流山に幼稚園や小学校設立。…等々。

およそ一人の人物では成し得ないことを成し遂げた田川茂先生。

享年97才。
前年までは杖も持たず、現役でご活躍されていたとのことでした。

2つの世紀に渡り活躍した 現代の預言者 を‘見た’。その方に ‘関わらせていただいた’ という思いと同時に、感謝と感動がこみ上げてきます。

『だれでも持っている人は更に与えられて豊かになるが、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる』
(Matthew 25:29)
との聖書のみことばを思い出しました。

葬儀(追悼ミサ)と思い出を語る会のあとには、暁星国際学園での?ぶどうクラブの設立をしてくださった弓削保彦さん(=長崎海星高校での田川先生の一期生で、伊藤忠を建て直した人)と、葬儀に参列した暁星国際学園OBで、かつて校内塾の手伝いもしてくれたG君と、食事を共にしながら、弓削さんから、田川先生の若き日のことなどを聞く時を持ちました。